SJ10 エンジン不調 リフレッシュ
最近晴れると夏の様に暑いのにいきなり寒くなったり、、、
ぐずつきますよね。
さて今回はエンジンがぐずついてしまう修理の依頼がありました。症状は加速不良やエンジンストールとの事で入庫になりました。SJ10は燃料を送る機械はキャブレター方式ですから、まずこちらを清掃作業です。
車輌からキャブレターを外しクリーナーで洗浄していきます。ボディの間のガスケットより燃料が漏れている後もあり今回開けられて良かったです。各ジェットの通路が汚れにより遮断されているのが確認出来ました。これでは本来の調子は出ないでしょう。
こちらの作業を終えてお客様よりガソリンタンクの中は大丈夫ですか?と言われました。以前JA11もお持ちで腐れから燃料が漏れる経験のある方です。確かに何十年前のお車ですから心配になりました。もし純正で新品があるなら交換して下さいとお申し付けがあり早速部品の手配をしましたが、、、
生産中止です。汗
SJ30はまだバックオーダーで入手出来るらしいです。
それではタンクを降ろして錆びを落としコーティングをしましょう。
タンクを止めるボルトは流石に折れました。電気を当てて撮りましたので見え辛くすいません。最深部腐れてます。
ここでワコーズ製ピカタンを投入し錆びを落とします。
錆びは綺麗に落ちましたが、虫食いは残ってしまっております。そこでワコーズ製タンクライナーを投入です。乾くと物凄く硬くなるのと、サフェーサを塗った感じに綺麗になります。タンク全体に馴染ませる為タンクをグルグル満遍なく全力で回しましょう。(笑)
折角ですので回りも塗装して勿論燃料フィルター交換で今回の作業は終了です。長い間試乗しましたが、エンジンの吹け上がり良くエンストは見受けられなくなりました。
今回はさらにポイントレスキットと言う物もを組み込みさせて頂きましたのでまた後程ご紹介出来ればと思っております。
有難う御座いました。